2019年02月20日

濃霧の中

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足元を何とか確認できるほどの濃霧だった。目指す木々に向かって歩いているつもりが、まったく見当違いの方角に進んでいて苦笑い。自分の立ち位置がわからないことほど不安なものはない。勝手知ったる場所なので焦ることはなかったが、霧の中から見慣れた木々が現れた時は正直ちょっとホッとした。

濃霧の中で思い出した話。

砂漠を彷徨っていた旅人が微かに残る足跡を見つけた。「この足跡を辿れば助かる」 ひたすら足跡を追い続けると、やがて足跡は二人分になった。さらに歩くと足跡は三人分に。そして四人分に増えた。そこで旅人はようやく気がついた。「この足跡はすべて自分のものだ」 旅人は大きな円を描くように歩いていただけだったのだ。砂漠に響く微かな銃声を聞いたベドウィン(砂漠の住人)は、旅人が倒れた数キロ先にいた。
posted by 生出道憲 at 22:45| Comment(0) | 雪原

2019年01月17日

宇宙の中心

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宇宙の始まりがビッグバンならば、その中心(爆発地点?)はどこなのだろうか。いまだに広がり続けている宇宙はビッグバンの影響を受けているのだろうけど、いずれ拡張はおさまるのだろうか?そのとき宇宙はどうなる? 僕の単純な頭では風船を膨らませる図しかイメージ出来ない。膨らんだ風船が限界まで達すると、また爆発してしまう?そしてまた新しい宇宙が生まれる?

野鳥の森の橋の上から桧原湖を覗き込む。これから結氷するであろう湖面で見た想像性(妄想?)を刺激する模様。
posted by 生出道憲 at 12:45| Comment(0) |

2018年11月27日

冬将軍のご挨拶

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11月上旬に冬将軍の軽いご挨拶はあったものの、その後しばらく音沙汰がなかった。ちょっと心配していたが、ようやく冬らしいご挨拶の仕方を思い出したようだ。とはいうものの、少々気合いが足りない・・・と僕は思っている。たった二日ほどで白い衣は高温のために脱がされてしまった。次はいつ?
posted by 生出道憲 at 21:15| Comment(0) |

2018年11月05日

進む山

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徐々に空が明るくなってきた。眼下は雲の海である。海にはいくつもの山が浮かんでいる。緩やかな雲の流れを見ていると、目の錯覚なのだろう、まるで山々が海に浮かぶ船のように見える。もしかしたら実際に山達は、夜な夜な雲の海の中を自由気ままに進んでいたのかもしれない。それが出来るのは陽が昇るまでのわずかな時間・・・。間もなく太陽が向こうの山際から顔をだす。それまでに元の位置に戻らないと人間どもに気づかれてしまうぞ・・・。そんな想像・妄想をしていた。

今日も一日、穏やかでありますように。
posted by 生出道憲 at 23:05| Comment(0) |

2018年10月22日

赤崩の山毛欅

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以前から気になっていた山毛欅を、今回は斜面を下って三脚を立ててみた。傾斜はどのくらいなのか正確なところはわからないが、かなり踏ん張らないと転げ落ちてしまう。陶器にも表と裏があるように、樹にも当然それがあって、この樹に関しては、こちらが表の顔である。なぜならば立派なへそがこちら側に付いているからである。
posted by 生出道憲 at 08:28| Comment(0) | 山毛欅

2018年10月06日

幕滝

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福島県内の美しい滝ランキングで上位に入る「幕滝」。すでに太陽は頭上よりも西に傾き、果たして虹がかかっているかどうか、ちょっと不安だったけど辛うじて画面に収めることができた。直射日光の当たる部分と日陰部分の露出差があり過ぎて、本流の滝と一緒に写すことはできなかった。デジタルなので、合成をすれば可能だろうが、それは敢えてしない。面倒くさいし(笑)。

吾妻山は火山性地震が8月中旬頃から増えはじめ、10月に入ってから130回を超えている。噴火警戒レベルは2。そのためスカイラインは通行止になっている。紅葉の見頃をむかえ観光客の足も遠ざかった。なんとタイミングの悪いことだろう。東日本大震災、原発事故、水害と立て続けに災難に見舞われてしまった福島。どうか山の神様、大人しくしていてください。
posted by 生出道憲 at 22:54| Comment(0) |

2018年09月28日

ヤマウルシ

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9月もあと2日。磐梯山の山頂付近の色付きが進んでいる。標高800メートル付近(だいたい桧原湖と同程度のところ)では、ヤマウルシやツタの紅が目目立ってきた。今年こそはいい紅葉を・・・と期待はしているものの、台風の接近が気になるところだ。それにしてもなんとも絶妙なタイミングで台風が来る。嫌がらせ?・・・笑 何事もなく過ぎてほしい。
posted by 生出道憲 at 22:11| Comment(0) | 紅葉

2018年09月09日

晩夏の森

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9月に入り、やや涼しさを感じる時間が増えてきたようだ。とはいうものの、日によっては真夏日になることもあるので、まだまだ暑さへの油断はできない。森の中は晩夏の風情である。深緑に幾らか黄色が入ってきたようだ。今夏の猛暑、酷暑に耐えた山毛欅の幹を二度、三度と叩いて「よく頑張ったな」とねぎらった。秋には見事な色付きを見せてくれよ。
posted by 生出道憲 at 21:47| Comment(0) | 山毛欅

2018年08月28日

渋沢大滝

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深山の滝を訪れるのはシンドイが、目の前に目的の滝が現れた時の喜びは格別だ。渋沢大滝は人気の尾瀬にあるものの、メジャーなルートからは離れているために、比較的静かな場所である。渋沢は「しぼさわ」又は「しぼっつぁわ」と読む。賑やかな尾瀬銀座はちょっとね、というムキにはオススメです。
posted by 生出道憲 at 22:09| Comment(0) |

2018年07月03日

五色沼

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水清ければ魚棲まずというように、人も人格が潔白すぎると、かえって人から煙たがられ、近づく人もいなくなる。やはり何事も度を過ぎてはさびしい思いをするようだ。

こちらは一切経山から見下ろした五色沼。この美しさは訪れるたびに息をのむ。たぶん火山性の物質がとけ込んでいて、魚が棲むには厳しいところなのかもしれない。でも下界で汚れた心を浄化する力はかなり高い・・・と思う。
posted by 生出道憲 at 12:59| Comment(0) |