2018年06月19日

自然の時間

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この山毛欅も下の樹と同様、かなりの時間を森の中で過ごしていた。過去形なのは・・・残念ながら数年前に土に還ってしまったからだ。時間の塊だった樹が倒れ、ゆっくり土と同化していくプロセスを想像するのも魅力的だ。ゆっくりだけど着実に進む自然の営み。人が感じる時間の概念とは異なる流れ・・・。僕らの短い一生で出会うのは、自然の営みの刹那でしかない。
posted by 生出道憲 at 12:38| Comment(0) | 山毛欅

2018年06月05日

時間の塊

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何の木なのか特定は出来ないが、とにかく大きな木である。これほどの巨樹は、そう容易く見つけることは出来ない。幸いなことこの木は国道沿いにあるので、きっと多くの人が目にしているはずである。見上げる場所に立つにはちょっとだけガサガサと入り込む必要はあるが・・・。

樹齢はどのくらいだろう?300年?400年?まぁ〜それはともかく、長い時間立ち続けていることに違いはない。仮に樹齢250年としよう。250年前は18世紀中ごろ。イギリスで産業革命が起こった時代。それから今日までの時間、この木は、ここにある。人類の歴史が大きく転換した産業革命と時を同じくして生まれたとしたら、ある意味、記念樹的な意味を持っているとも言える。見方を変えれば250年という時間が木に詰まっている、つまりは時間の塊と言えなくもない。
posted by 生出道憲 at 12:31| Comment(0) | 巨樹