視覚的に滝壺の渦を見ることは難しい。流れ落ちた落ち葉を長時間露光で撮影して初めて見ることができる。毎回、複数のカットを撮るのだが、ひとつとして同じ渦はない。雨乞い伝説があり、龍神様が祀られている滝は、何か人智の知れぬモノの存在を感じる。この渦が何かに見えないこともないが・・・。
2022年11月02日
2021年10月11日
龍の棲む滝
水は上から下へ流れるものだが、滝壺の落葉を長時間露光してみると、いくつもの渦を巻いていることがわかる。そして何故か落ち葉は容易く下流に流れないのである。しばらくの間、滝壺を周遊して楽しんでいるように見える。撮影している間、小一時間くらいだろうか、落ち葉が一気に下流に流れるようなことはなかった。
滝壺に光が差し込むと、思いのほか深いのには驚く。おそらく3メートルくらいはあるのではないだろうか。少々不気味な深さである。
享保6年(1721年)の大旱魃の際、村人(現在の南会津町、糸沢・滝原・関本)が雨乞いのため、滝の傍に龍神様を建立したのだとか。その結果、旱魃がどうなったのかは・・・わからない。きっとご利益があったと信じよう。 ぐるぐる回る落葉を見ていると、そのうち龍が滝壺から顔を出してもおかしくないな・・・と。
南会津町の龍神滝、薄暗くなった時間にぜひ。
posted by 生出道憲 at 18:10| Comment(0)
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2021年06月24日
赤岩滝
日光でいちばん落差のある(と聞いている)滝が、この赤岩滝だ。戦場ヶ原の奥にあり、一般の観光客やハイカーにもあまり知られていない。
どんなものかと訪れてみたが、思いのほか楽に辿り着けた。でも1.5時間以上は歩いたかな・・。案内板はあったが、朽ち果てていて、ちょっと見逃すと迷いそうになるかも・・・。
この滝は沢(滝)登りの人たちにはスタンダードなのかな。3人がチャレンジしていたが、あっという間に上まで登っていった。
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2021年02月01日
八流の滝
posted by 生出道憲 at 17:49| Comment(0)
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2020年08月13日
蛇追ヶ滝
約10年ぶりくらいに訪れた「蛇追ヶ滝」である。人の記憶というのは曖昧なもので、もう少し端正な姿の滝だったと記憶していたが、今回改めて感じたのは、なんだか雑然としているな・・・と。何事につけ、以前のことの方が良く思えてしまう年頃なのだろうか?
posted by 生出道憲 at 21:35| Comment(0)
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2020年06月02日
小野川の不動滝
posted by 生出道憲 at 21:36| Comment(0)
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2019年03月06日
明神滝
まだ三月も上旬だというのに、ほとんど雪の無い明神滝。見ようによっては晩秋?とも見て取れる。水量だけは豊富で、これは上流で雪解けが進んでいるからだろう。水が濁っているのが少々気になる。かなり土砂が削られているようだ。そう強い雨が降ったわけでもないのにどういうわけだろうか。この冬の撮影は惨敗であった。
posted by 生出道憲 at 21:22| Comment(0)
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2018年10月06日
幕滝
福島県内の美しい滝ランキングで上位に入る「幕滝」。すでに太陽は頭上よりも西に傾き、果たして虹がかかっているかどうか、ちょっと不安だったけど辛うじて画面に収めることができた。直射日光の当たる部分と日陰部分の露出差があり過ぎて、本流の滝と一緒に写すことはできなかった。デジタルなので、合成をすれば可能だろうが、それは敢えてしない。面倒くさいし(笑)。
吾妻山は火山性地震が8月中旬頃から増えはじめ、10月に入ってから130回を超えている。噴火警戒レベルは2。そのためスカイラインは通行止になっている。紅葉の見頃をむかえ観光客の足も遠ざかった。なんとタイミングの悪いことだろう。東日本大震災、原発事故、水害と立て続けに災難に見舞われてしまった福島。どうか山の神様、大人しくしていてください。
posted by 生出道憲 at 22:54| Comment(0)
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2018年08月28日
渋沢大滝
深山の滝を訪れるのはシンドイが、目の前に目的の滝が現れた時の喜びは格別だ。渋沢大滝は人気の尾瀬にあるものの、メジャーなルートからは離れているために、比較的静かな場所である。渋沢は「しぼさわ」又は「しぼっつぁわ」と読む。賑やかな尾瀬銀座はちょっとね、というムキにはオススメです。
posted by 生出道憲 at 22:09| Comment(0)
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2018年05月07日
新緑の駒止の滝
嘘のように季節が先を急いでいる。どうしてそんなに先を急ぐ。案外、人類の、地球の滅亡が・・・そう遠くない将来訪れるのか?いやいや・・・そんなことはないと願いたい。いちばん戸惑っているのは、やはり木々であり、草花であり、山に生きる動物達なのだろう。人は己の欲望を満たすためになりふり構わず・・・時に自然保護などとほざきつつ・・・節操なく都合の良い言葉を並べるだけ。売上も給料も株価も地価もGDPも・・・高い方が人々は、素直に納得する。あ〜よかった、豊かになった。
この写真に限らず・・・目の前の風景は、人類へ何かしらのメッセージを伝えているのだろうが、あ〜残念、我々はそこまで読み取る力は備えてはいなかった。
posted by 生出道憲 at 23:19| Comment(0)
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