2017年06月11日

きっと幸せのトンボ

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6月に入り緑の眩しい昭和村だが、少し足を伸ばして山奥に足を運ぶと、まだ辛夷(コブシ)の花が残っていた。季節は場所によって差はあるのだけれど、それぞれの場所でそれぞれの季節に応じた生命の営みが行われている。光の輪が幾重も重なり、爽やかな風が行ったり来たり。そんな中、ヤゴがトンボへと変身を遂げていた。実に厳かな儀式で、立ち会えたことを素直によろこんだ。水中から地上の住人になって、彼は光と風をどう感じたかな?美しいと感じてくれたかな?
posted by 生出道憲 at 22:47| Comment(0) | トンボ