猛烈な西風に あおら れた湖面の波は、一瞬、 虹色に輝き、木々に降りかかる。何度も何度も、そんな作業を繰り返していると、徐々に層が厚くなり見事なアイスキャンディが出来上がる。嬉々として撮影しているこちらも、気がつくと手足の間隔がなくなりつつある。ほんとうに凍ってしまう前に、車に退散した次第である。
2021年12月18日
2021年11月01日
観音沼
posted by 生出道憲 at 15:55| Comment(0)
| 紅葉
2021年10月11日
龍の棲む滝
水は上から下へ流れるものだが、滝壺の落葉を長時間露光してみると、いくつもの渦を巻いていることがわかる。そして何故か落ち葉は容易く下流に流れないのである。しばらくの間、滝壺を周遊して楽しんでいるように見える。撮影している間、小一時間くらいだろうか、落ち葉が一気に下流に流れるようなことはなかった。
滝壺に光が差し込むと、思いのほか深いのには驚く。おそらく3メートルくらいはあるのではないだろうか。少々不気味な深さである。
享保6年(1721年)の大旱魃の際、村人(現在の南会津町、糸沢・滝原・関本)が雨乞いのため、滝の傍に龍神様を建立したのだとか。その結果、旱魃がどうなったのかは・・・わからない。きっとご利益があったと信じよう。 ぐるぐる回る落葉を見ていると、そのうち龍が滝壺から顔を出してもおかしくないな・・・と。
南会津町の龍神滝、薄暗くなった時間にぜひ。
posted by 生出道憲 at 18:10| Comment(0)
| 滝
2021年09月22日
恵みの色
黄色に色づいた稲穂を見て稲刈りが近いことに気づく。すでに刈り取られた田んぼもある。稲刈りが始まると、季節がまたひとつ先に進むことを実感する。終われば晩秋の風情となる会津盆地。黄色い絨毯は恵みの色である。
posted by 生出道憲 at 16:59| Comment(0)
| 山
2021年08月22日
緑のフィルター
トチノキの巨木を見上げる。僕の見立てでは樹齢は400年くらいではないかと見ている。樹勢は衰えを知らないようで、天を覆い隠すように夥しい葉が手を広げている。
いったい何枚の葉がついているのだろう?まるで緑のフィルターを通したように光が射しこむ。
posted by 生出道憲 at 18:52| Comment(0)
| トチノキ
2021年07月17日
2021年06月24日
赤岩滝
日光でいちばん落差のある(と聞いている)滝が、この赤岩滝だ。戦場ヶ原の奥にあり、一般の観光客やハイカーにもあまり知られていない。
どんなものかと訪れてみたが、思いのほか楽に辿り着けた。でも1.5時間以上は歩いたかな・・。案内板はあったが、朽ち果てていて、ちょっと見逃すと迷いそうになるかも・・・。
この滝は沢(滝)登りの人たちにはスタンダードなのかな。3人がチャレンジしていたが、あっという間に上まで登っていった。
posted by 生出道憲 at 08:56| Comment(0)
| 滝
2021年05月02日
新緑の山毛欅
posted by 生出道憲 at 18:06| Comment(0)
| 山毛欅
2021年04月03日
早すぎる開花
会津地方を除く福島県内では桜の見頃を迎えている。三春の滝桜もすでに見頃を迎えたというから驚きである。春の訪れはうれしいが、あまりにも早過ぎて薄気味悪い。両手をあげて喜ぶことなどはできない。これは異常なのである。
posted by 生出道憲 at 22:15| Comment(0)
| 桜
2021年03月02日
春の兆し
この日、最低気温はマイナス7度。しかし陽が高くなると、あっという間に氷は溶け始める。自然の道理である。緩んだ湖面にいくつもの光が反射して眩しい。
3月に入り春らしい日が多くなるだろうが、隙あらば冬将軍は容赦無く猛威を振ることだろう。
3月に入り春らしい日が多くなるだろうが、隙あらば冬将軍は容赦無く猛威を振ることだろう。
posted by 生出道憲 at 21:03| Comment(0)
| 氷柱