2019年11月05日

月と残り紅葉

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標高の高いところでは紅葉は見頃を過ぎてしまい、晩秋の佇まいである。南会津からの帰り道、お山の上に半月が顔を出していた。ほとんど落葉してしまった山と、ピークはやや過ぎたものの西日に照らされた黄色が強烈なコントラストを描いていた。
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2019年10月22日

桧原の一本桜

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背景の山の紅葉は、まだ色づきが浅い感じ。桧原の一本桜は、台風による強風のためだろうか、だいぶ少なくなっていた。この週末までもつかな?
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2019年09月19日

晩夏の山毛欅

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9月も中旬を過ぎたというのに、下界では30度を超える日が続く。明らかに温暖化の影響なのだろう。いまだに冷房が恋しい日があるなんて・・・。そんな異常な天候でも山は一雨ごとに秋らしさを感じさせてくれる。大きな山毛欅の足元には赤や白の小さなベレー帽が顔を出している。色付きのピークはもう少し先になるだろうが、どことなく深緑にも黄色が混ざってきたようだ。
posted by 生出道憲 at 20:42| Comment(0) | 山毛欅

2019年09月01日

清流の水面

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只見町の恵みの森へ入ってきた。夏の暑さもやや大人しくなってきたとはいうものの、日が高くなると暑さの名残に汗ばむ。幾度か川を渡りながら遊歩道を進む。ふと水面を見てみると、まるで宝石のような輝きに目を奪われた。これで魚影があれば写真としては文句なしだが、これ以上は望むまい。
posted by 生出道憲 at 22:28| Comment(0) |

2019年08月17日

緑の衣

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それにしても暑い。最高気温が40度越え、なんて言う報道に接し、とうとう来るところまで来たかと半ば諦めている。もう元の環境に戻ることはないのだろう。そんな暑さの中、ブナはどうしているのだろう?気になって、ちょっとのぞいてみた。緑の衣をまとい暑さから身を守っている?そんなことはない(笑) でも見た目には涼しそうに見えたのだ。
posted by 生出道憲 at 21:14| Comment(0) | 山毛欅

2019年06月17日

照南湖

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昨日の晩、NHKスペシャルの「モネ 睡蓮 〜よみがえる“奇跡の一枚”〜」という番組を見た。約60年ぶりに発見された「睡蓮、柳の反映」は作品の半分近くが破損、欠損した状態だったが、作品を撮影した一枚のモノクロ写真を元に、最新のデジタル処理で復元するという内容だった。モネの色使い、筆のタッチなどをAIに学習させ、推定という但し書きは付くものの、見事に作品が復元された。

復元された幻の名作「睡蓮、柳の反映」は国立西洋美術館で公開されている。

たまたま数日前に撮影した照南湖の睡蓮。今回の番組放映と、あまりにもタイミングがバッチリだったので、ちょっとうれしかった。
posted by 生出道憲 at 21:44| Comment(0) | 睡蓮

2019年05月28日

地上の星たち

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稜線に陽が落ち薄暗くなってくると、ひとつふたつと地上の星が輝き始める。三つ四つ・・・と次第に増えていく様をボォーっと眺めるのが好きだ。ひとつひとつの星には、きっといろんな人生のドラマがあるのだろう。楽しい灯、愛や希望に満ちた灯、怒りや悲しみの灯、淋しさ、悔しさ・・・いろんな人の感情が入り乱れつつも地上の星たちは輝いているのだ。あなたの灯はどれですか?

これ以上、悲しいことが起きませんように。おやすみなさい。
posted by 生出道憲 at 21:24| Comment(0) | 夕景

2019年05月03日

山は早春の候

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福島県内の桜の見頃はほぼピークを過ぎた。あとは裏磐梯など標高の高いところの開花を待つばかり。ここは標高1400メートル付近から見た錦平。まだ芽吹きすらしていない。根周りの雪どけがようやく始まったばかりで寒々とした風景が広がっている。季節は一ヶ月以上遡る。春の喜びは里から山をじわじわと登る。一瞬差し込んだ光がダケカンバを照らす。次にここに来るときは新緑に覆われていることだろう。
posted by 生出道憲 at 21:43| Comment(0) |

2019年04月24日

小田の枝垂桜

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四月も下旬になり、福島県中通り地方の桜は終焉に近づいた。今年は昨年に比べ開花も遅く、開花してからは気温の低い日が多かったため、花持ちはよかったようだ。その分、ゆっくり撮影できたかというと、実はそうでもなかった。何か新しい切り口を・・・と思いつつも、結局例年のような単なる追っかけに終わってしまった。まぁ〜僕は僕だし、そうそう変われないのは致し方ない。桜も変わらぬ美しさを来年以降も見せて欲しい・・・(これが落ち?)。もうすぐ10連休に突入する。これからは南会津方面の撮影になるわけだが、マイペースで行ってみよう。
posted by 生出道憲 at 22:43| Comment(0) |

2019年04月11日

なごり雪


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しばらく暖かい日が続き、一気に本格的な春になるのかと思いきや、どっこいそうは問屋がおろさない。満開の花びらにはいささか荷の重いなごり雪である。水分をたっぷり含んだ雪は、枝に容赦無く負荷をかける。昨夜からの雪で福島県中通りは10センチ以上の積雪を記録し、あちこちで折れてしまった桜の枝を目にした。「間(ま)」を大切にする日本人として思うのは・・・なんて「間の悪い」雪なんだろう。花を咲かせる前だったら、これほどの被害は出なかっただろう。なごり雪って、なんとなく優しいイメージがあったけれど、これほどの仕打ちをするとは。

大きく枝折れしてしまった二本松市龍泉寺のエドヒガンザクラ、もはやかつての姿形は望むべくもない。枝に積もった雪は見る分には情緒があるのだが・・・。
posted by 生出道憲 at 22:22| Comment(0) |